ジエンド前夜祭レポート
7月26日、横浜桜木町駅前広場にて行われた「ジエンド前夜祭」ですが、広石も見に行ってみました。
なんの準備にも参加せず、ほんとに見に行っただけです。
開場に到着しまして、真っ先に目に入ってきたのは株式会社キシムラインダストリーさんご提供のエコモービル2台。全面に貼られたソーラーパネルで太陽光発電を行い、イベントの照明・音響・マニピュレートなどに必要な電力を全てまかなえるというエコなトラック。車体下部の蓄電池で夜もあんしんな優れものです。
当初使う予定だった、「サンデー×マガジンクロスライン」に登場した「ソーラーパワートラックEX」は、あまりに巨体でパワフル過ぎて、広場のタイルを割る可能性があるそうで、道路上でのお披露目にとどまりました。
このイベント目当てに、開始1時間半ほど前からもう大勢の方が集まってくださっていました。
開幕はジエンド・コスモX・アルクベイン・ネクロマン・クロスダイバーのヒーロースーツ5体がフル登場してのアクションショー。この日のために、現在TV特撮で活躍中の有名なスーツアクターさんや効果マンたちが集ってくださったそうで、大変迫力のあるショーが展開されました。
当日は日曜日、しかも開港150周年記念イベント真っ最中の桜木町駅前ということで、人通りが大変多く、ヒーロークロスラインの事を全くご存じないような一般層の方も、「なにやってんの?」と足を止めて見てくださる方がとても多かったです。
(「仮面ライダーなに?」「えーなに?ガンダム?」という普通の人のつぶやきがとても面白かったです)
続いては村枝賢一先生と関智一さんによるトークライブ。ショーの流れで、話題はヒーロースーツのことに。月賦によって作られたコスモX始め、全て作家の自腹によって製作されたという赤裸々な裏話が披露され、開場の笑いを誘っていました。
続いて予告通り、劇中で使用している「BOOTS専用白バイ」のお披露目です。製作を担当した大阪のカスタムバイクショップ・ギャングパーツの社長自らBOOTS隊員のコスチュームを着用しての登場です。
この巨大な車体でウイリーを披露する予定だったのですが、予想以上に人通りが多いという事で、万が一の事故を考慮してやめといたそうです。
で、最後は村枝・関両氏によるサイン会です。100人限定で整理券を配り開始されたのですが、例によってお二人とも、「言われたリクエストは可能な限り受ける!」というサービス精神全開で行われたため、結構時間が押してしまいました。
でもこの間ずっと、5人のヒーロー達が代わる代わるサインを終えたお客さんに握手をし、小芝居をしてみなさんの笑いを取り、小さな子供をいじってその勇気を試し、陽気な外国人と集合写真を撮って間を保たせてたので、あまり退屈せずにいられたのではないかと思います。
しかし暑い中、長い間列を作ってお待ちいただいた来場者のみなさん、お疲れ様でした。
1時間ほども終了時間が延長する中、煌々と明かりをともし続けたエコモービルのおかげで、つつがなくイベントは終了しました。